OpenLayersを使ってみる。[Chapter 10]
OpenLayersのLayer Class Methodsについて[Chapter 9] に引き続き、OpenLayersのMap Tilesについての基本を学んでおきます。
OpenLayers 2.10 Beginner's Guideなる書籍の章立てにあわせて、OpenLayersの使い方を学んでいきます。
Map Tileとは?
OpenLayersを使うときには、ただWMSなどのclassを呼び出して、add.Layerすれば、browserに表示されます。
しかし、OpenLayersのBack endでは、「map tile」が人知れず動いています。
では、「Map Tileとは」何でしょうか?
元は、Googleが開発した球面メルカトルタイル地図が元になっています。
詳しくは、Google Mapsが発明した、球面メルカトルタイル地図を参考にしてください。
要するに、地球をまず256px×256pxの1枚のタイルを基準にして、zoominするとタイルを再度分割していくようなものです。
GoogleMapのタイルにイメージついては、Google Maps Tile Imageが参考になります。
また、正法タイル地図も非常に参考になりますので、一読しておくことをお勧めします。
こちらのblogもグーグルマップのしくみを探る(1)で3回に渡ってGoogle Mapsのしくみについて書かれています。。
このようにOpenLayersもGoogle Mapsと同様にtileを使って描画することになります。ただし、Vector LayerやImage Layerについては、「map tile」機能はありません。
Map Tile
現在、WMSで提供されているmapは、Google Mapsの球面メルカトルタイル地図が基本となっています。
このblogに都度都度出てくる電子国土なども、背景地図のタイリング方法についてで書かれているように正法タイルを配信しています。
このように、OpenLayersでは「map tile」を意識することなく使用できるところが良いところです。
そして、MapTilerなんて言うMap Tileを作成するsoftwareもあります。
もし、あなたの持っている地図データが公開可能であれば、ものMapTilerを使ってMap Tile Serviceを提供することができます。
今回のまとめ
OpenLayersによるMap Tileの基本を学びました。
やっとこさ、OpenLayers 2.10 Beginner's GuideのChapter 3まで終わりました。
次回は、基本的なOpenLayersのProjection(座標投影法)について学んでいきます。
また、本tutorialは、htmlやCSSやJavaScriptの基本的なことはある程度理解している前提で今後も話を進めていきます。また、誤字、脱字、spell間違いや勘違いも多々出てくると考えられます。
それは違うじゃん!!とかいろんな意見をいただければと思います。
そこんところ ヨロシク~~!!
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