MapWinGISのTutorial
MapWinGISをつかってGISソフトを作る、いわゆるチュートリアルというか、例題集サンプルを作っていきます。
私自身の忘れた時ようのメモ代わりくらいにはなるかも。
MapWinGISはMapWindowのGISエンジンです。freeで提供されています。 詳しくは、MapWindoのHPをクリックしてみてくださいね。
MapWinGISに関しては、こちらをみてください。
機能的には十分なものを備えているので、使いこなせればQGISにも劣らないものですね。
MapWindowは、Visual Studio 2010で作成されており、C#とvb.netで作成されています。 また、MapWinGISはc++でActivexファイルとして作成してあるので、visual studio のGUI環境で利用することができます。
現在のversionは4.8.6で、version6からはC#で書き直されているようですが、まだβ版のようです。
ここでは、MapWinGIS version4.8.6を使ってGISソフトを作るチュートリアルを行います。
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MapWindowのセットアップ
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MapWinGISを使った簡単なexample
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mapコントロールの追加example
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rasterデータの読み込みexample
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凡例の作成example
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ラベルの作成example
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カテゴリー分類の作成example
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属性テーブルの表示example
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印刷と保存example
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簡単なgeoprocessing example
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測地系と座標系のexample
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インストーラー作成
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その他雑多なexample
な感じで行きます。
開発環境は、
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Windows XP sp3 Visual Studio 2010 vb.net
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Windows 7 32bit Visual Studio 2010 vb.net
を対象としますが、 私の開発メインマシンはXPですので、幾分か違いがあるかと思います。Windows 7 64bitでも大丈夫とは思いますが。 XPで作ってWin7 64bitでインストールはできたのですがね。
なにか問題点あれば、ご連絡いただければと思います。
MapWindowのセットアップ
「MapWinGISを使うのになぜに?」と思われたあなた、鋭いですね。
MapWinGISは単体でactivexだけのインストーラもあるのですが、ここではあえてMapWindowをインストールします。
それは、後のお楽しみですよ。
まずは、MapWindowのダウンロードサイトから、現時点での最新版の4.8.6の32bit版をgetします。 使っているOSが64bitでも32bitですよ。 64bit版での動作の保証わかりません。
でダウンロードしたらインストールするだけでMapWindowは使用できます。
なんだか、中途半端な日本語ですが
MapWindowを起動して、神奈川県のshape fileを表示した例
ここで使用しているshape fileサンプルは、OpenLayersで電子国土地図とms4wのoverlayで作成したものです。
exampleはこの神奈川県のshape fileを使いますので、 事前に作成しておいてくださいね。
まぁ、ほかのshape fileでも構いませんが。
MapWindowには、Plugin機能としてvb.netやC#で作成して組み込む機能もありますが、ここでは自前のソフトウェアにちょっとしたGIS機能を組み込んでみることを考えています。例えば、メッシュで計算した結果を重ねたいとか、rasterデータと重ねて見たいとか、簡単にshape fileを作成してみるとか、ですね。
MapWinGISを使う上で参考になるサイト集
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codeprojectのMapWinGIS c#わかりやすく書かれています。
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MapWinGIS documentationこれは何度も使いますので、bookmarkしてください。
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ちょっと古いですが、Activex開発マニュアルhttp://www.mapwindow.org/downloads/documentation/UsingMapWinGIS.pdf
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本家のMapWindowのTutorial
などでしょうか。
すべてenglishですが、それほど難しくはないので十分な資料になりますね。
それでは、はやる気持ちを抑えて、次回よりMapWinGISのTutorialを始めます。
ここでのknow howを使って、ExcelGISを作成しています。
まずは、超~~簡単なGISソフトを作りましょう。
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