MapWindowのPluginについて
すっかり2週間ほど間が空いてしまいました。
業務と平行してブログを書くのは、なかなか大変ですね。
さて、今回はMapWindowのPluginについて書いてみます。
MapWindowはMapWinGISを使ったGISアプリケーションですが、Plugin機能を使っていろいろとカスタマイズすることができます。
作成方法は、Plugin Tutorialなどを参考すれば、比較的簡単にできます。
また、PluginはPlugin Downloadから入手することができます。
MapWindowをインストールするとほとんどのPluginは登録されているので、新たにDownloadする必要はありません。
ここで、お勧めのPluginを紹介します。
VnRPToolkit
VnRPToolkitはVector and Raster Processing Toolkit、ベクターとラスター解析を行います。
なかでも、
でShpのkml,gejson,gmlへ変換します。
すごく便利です。
ぜひ、こららを参考にinstallをお勧めします。
Watershed Delineation
Watershed Delineationはラスターデータを使った集水域解析とでも言えば良いでしょうか。
ArcGISのSpatial Analysisの水文解析にあたるものです。
これは、機能的に非常にすぐれたものです。 ただし、ラスターデータが大きすぎると解析できないようです。
TauDEMという解析モデルを使用しています。TauDEMについては、こちらを参考にして下さい。
ArcGIS9.3とArcGIS10でも使えますので、Spatial Analysisの代用品として使えます。
TIN Creater/Viewer
文字通り、DEMからTINモデルの作成とビュワーです。
これは、MapWindowのSVNから入手できます。
Pluginのsourceが古いので、若干手直しが必要です。
3D Viewer
ラスターデータの3D表示です。DirectXを追加でインストールします。
インストールはできるのですが、エラーで動きません。
sourceが公開されているので、こちらから入手して修正する必要があります。
その他のUtility
MapWinGISをつかったUtilityもいくつか公開されています。
こちらを参考にして下さい。
Pluginの作成
Pluginの作成は、MapWindowのメニューのプラグイン→スクリプトで作成できます。VB,c#に対応しているので、簡単に作成することができます。
Plugin作成のTutorialは近いうちに連載をする予定です。
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